記 事
深セン新工場拠点に国際化
大洋手袋製造有限公司インター大型展示場も設置

バッグメーカーの大洋手袋製造有限公司インターナショナル(本社堺市)がグローバル戦略を加速している。
中国・深センの新工場には、アパレルメーカーなどと連携したショップ形式の大型展示場も設け、日本企業との取り組み強化、欧米の新規販路拡大をねらう。
さらに今後の事業展開に備えるため、工場の隣地-万2000平方メートルを購入(使用権)した。
工場は深センの旧工場を移転する形で、来年夏の完成予定だったが、すでに5階建ての建屋などがほぼ完成。
内外装工事が終わる来年3、4月にオープンできる見込みだ。

従業員は500人、月産約8万個で立ち上げる予定。
5階のショールームは、自社製品を展示する以外に、ショップ形式で衣料やバッグをトータル提案する構想を持つ。
中国市場、特に広東省をねらう各国の企業、中国への生産シフトをねらう欧米企業など、世界のバイヤーが「ワンストップでバイイングや商談できる機能」をアピールする。
現在、同社の販売先は日系以外が40%弱を占めるが、工場立ち上げに合わせ、手薄だった米国向けなどの新規販路も強化する。


<繊研新聞・2003年10月24日>
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