記 事 |
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グローバル販売本格化 中国の新工場稼動で,欧米ルート拡大
中国の新工揚は敷地面積3万7500平方メートル、5階建ての建物に500平方メートルのショールームを作る。 高級バッグの工揚としては大規模なものだ。 4月までに近隣の旧工場から生産ラインを移し終えている。 付帯設備を合め6月半ばには完工する。 従業員500人、月産約8万個は従来通りだが、徐々に人員を増やし、1年後には3割増に生産を引き上げる。 米国向けの販売では、二ーマンマーカスなど百貨店のPB生産を開始。 ヨーロッパ向けは、クリエーターブランド系企業との取り組みが姶まった。 日本のセレクトショップが買い付けるようなブランドが多く、量も一定まとまるという。 中国では05~06年秋冬物からの本格販売を計画している。 日本企業のビジネス拡大に貢献するとともに、現地企業にも販売していく。 香港系専門店を通じての販売も想定している。 日本資本の高級バッグエ場で、中国でオペレーションするという新しいビジネスモデルを確立したことが強みになっている。 <繊研新聞・2004年5月15日> |